東京湾のカワウ追い出し作戦
東京・浜離宮庭園で水鳥のカワウ(川鵜)が大繁殖。
多いときには一万羽以上のフンで土壌が酸性化、
巣から飛び立ちやすいように木の枝を折るため、
二百八十本が枯れ果てた。
あわてた都南部公園緑地事務所は引越し作戦。
立ち入り禁止の、東京湾に残る幕末の砲台・第六台場に誘おうとデコイ(模型の鳥)を設置。
白いペンキも塗ってフンに見せかけた。
さらに、サギのコロニーに入る習性を利用しようと、
サギのデコイも置いたが効果なし。
今年、音や光で、"圧力"をかけ、本格的な移住作戦にかける。
東京湾岸はもともとカワウの繁殖地。
かつて数万羽が生息、今も付近に「鵜の森町」の地名が残る千葉市龍澤山大巌寺境内一帯。
宅地化で二十年以上前に姿を消したが、「村人の生活にすっかり溶け込んでいた」と住職の長谷川匡俊さん。
巣の下にムシロを敷きフンを集め肥料にしたとか。